ケア
ケアとは、
「そのものが自然であるがままの状態でいるように
寄り添う在り方」
田口ランディ
― 鳥はみずからの力だけでは飛べない ― より
「光(目的)が見えないときは、楽しいことを
やるようにしよう。
自分で楽しめないようなものが誰かの役に
立つはずがない」
キャロル・アドリエンヌ
― 人生の意味 ― より
知り合いの、ある婦人(50代)は転勤族で、
やっとふるさとの地に戻ってきた矢先に、ご両親が
彼女を待っていたかのように要介護になったそうだ。
お母さんは入院し、認知症が発症した一人住まいの
お父さんを、四六時中介護に費やす毎日となった。
しかもお父さんは、彼女のことを 「せがれ」 だと
思っているという。 娘だという認識はもうない。
テレビを見て 「娘って、いいものらしいなぁ」と、献身的に
身のまわりの面倒を引き受けている娘に向かって
おっしゃるそうである。
しかし、彼女は明るかった。
もともとネアカの性格らしく、疲れてはいるものの、
やることなすことすべてを笑い飛ばし、”明るい介護生活”
を送っているようである。
なんとも粋な話である。
やがては自分がその立場になる、その姿は将来の
自分である、と捉えているという。
人生の先輩の姿勢に学ぶべきもの、多し。
すばらしき仲間かな。
合掌。
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